Yakusouen

薬草園だより

世界各地で採取された植物や希少植物から、スモモやボタン・シャクヤクといった身近な植物まで、自然環境豊かな薬用植物園です。

The Faculty of Pharmaceutical Sciences

薬用植物園

薬用植物園は、薬学部のあるポートアイランドキャンパスからシャトルバスで約40分の有瀬キャンパス内にあります。

小高い丘に位置し、眼下には瀬戸内海と明石海峡大橋が一望できる有瀬キャンパス。
その豊な植栽に彩られた広大な敷地内でも際だった自生林に囲まれた南端の窪地が当園の所在地です。

園内は圃場(見本園)、温室、樹木林の各エリアに区画整備され、教育や研究に必要な薬用植物を中心に多種多様な植物を栽培しています。
薬学部附属の薬用植物園として、学部生の演習実習、認定薬剤師研修の実習の受け入れはもとより、本学の研究者が世界各地で採取した貴重な植物や近年激減し絶滅の危惧がある希少植物の育成、種の保存にも努めています。
また全国の薬用植物園との連携や地域住民の園内見学などの活動にも積極的に取り組んでいます。

当園では種々の植物が四季折々の表情でキャンパス内の坂道を降りてきた方々をお出迎えいたします。
気軽にお立ち寄りいただき、自然環境豊かな園内を思い思いのペースで散策して憩いのひと時をお楽しみください。

【薬用植物園の概要】

総面積 5,705㎡
内圃場 1,176㎡(温室:42.3㎡を含む)
栽培植物 約600種
園長 神谷 浩平 講師
補助員 美甘 康仁

教育研究上の目的