2016.08.23 【掲載:武田教授】日本経済新聞(8月15日)
日本経済新聞朝刊(8月15日)に、本学の武田真莉子教授が、糖尿病治療薬のインスリンの新たな投与方法の開発を進めているという記事が掲載されています。
武田教授らは、インスリンを細胞膜の透過を助けるペプチドと混ぜ、鼻から吸収しやすくすることを発見。ラットの鼻に混合した薬を噴霧し、静脈注射と同量のインスリンが血中に入ることを確認しました。
今後は同様の効果があるとみられるアミノ酸を使い、早期の臨床試験を目指すとのことです。
投与経路が異なると薬の効果も異なる可能性があり、新たな投与方法で薬の効果を引き出すことも期待されます。
尚、武田教授と亀井敬泰助教による研究成果は、3年連続で日本経済新聞に取り上げられています。
<過去の記事はこちら>
2015年4月14日 武田真莉子教授らの研究が日本経済新聞に“脳内に薬剤、的確に 神戸学院大学「鼻の神経通じて注入」”として掲載されました
2014年6月24日 武田真莉子教授の研究が日本経済新聞に「インスリン、飲み薬に 神戸学院大学など」として掲載されました