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2020.04.06 【受賞:武田教授】2020年度日本薬剤学会・永井記念国際女性科学者賞

 薬学部の武田真莉子教授が今年度の日本薬剤学会「永井記念国際女性科学者賞」を受賞することが決まりました。同賞は国内外の薬剤学領域において、顕著な業績を上げ、将来も上げることが期待される、現職の女性科学者を表彰する学会賞です。武田教授は5月14日~16日、熊本県で開催される日本薬剤学会第35年会で行われる授賞式に出席し、受賞講演する予定です。

 

 武田教授はインスリンに代表されるバイオ医薬の薬物送達システムに関する研究に一貫して従事。これまでに107報の英語原著論文と9報の英文総説を発表しています。日本薬学会理事などの要職も務めています。

 

 全会一致での授賞の理由として、日本薬剤学会選考委員会は、「特にバイオ医薬の非侵襲的製剤化(経鼻投与による脳デリバリー)の開発研究については18件の特許申請を行い、マスコミにも頻繁に取り上げられており、社会的にも注目されている」ことを挙げています。

 

 さらに同学会への貢献については「2004年から評議員(現代議員)であり、出版委員会委員長、フォーカスグループ(FG)統括委員会委員長、経口吸収FGリーダー(初代)を務め、学会の発展に大きく寄与した」と列記。最後に「国際的に見ても薬剤学の発展に貢献されており、今後の女性研究者の目標となる研究者である」との賛辞が添えられています。
 日本薬剤学会ホームページの詳細記事はこちらicon_link

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