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2018.05.21 【神戸市消防局連携】防災実習実施報告

 5月14日から17日までの日程で、薬学部2年次生が神戸市消防局による防災実習と講義をポートアイランドキャンパスで受けました。
この防災実習等は、2007年に神戸市消防局と本学が締結した「特殊災害時発生時の協力協定」に基づいたものです。
薬学部の佐々木秀明教授と平野裕之講師、瀧本竜哉助教らが中心となって企画運営され、2008年度から今年で12回目となりました。

 

 

 

 防災実習と講義は、危険物を取り扱う化学系の実習が含まれている「演習実習ⅡA」の一環として毎年実施されています。
5月14日(月)は、『化学と安全について』という演題で神戸市消防局警防部警防課特別高度救助・特殊災害隊第3係の村上正人氏による講義がB302講義室で行われました。
今年は震災と防災ついて説明がありました。

 

 

 

5月15日(火)・16日(水)・17日(木)の防災実習では、神戸市消防局でテロ等の特殊な災害を取り扱う特殊災害隊の隊員が、C号館北側で消火器や屋内消火栓の構造・原理、使用方法、特殊災害発生時(有毒ガスの漏洩や放射線事故等)に用いられる各種測定機器等の資機材の説明をしました。

(5月15日実施の様子はこちらicon_linkにも掲載しています)

 

 

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また、化学防護服を試着しボンベを背負う体験、消火栓の取扱い及び放水体験など4班に分かれ実施されました。

 

 

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【 薬学部2年次生の感想 】
①講義
・水酸化ナトリウムなどの普段、実習で使う化学薬品が使用方法を誤ると事故の原因になることを知り、慎重に取り扱うよう心がけたい。
・地震や津波はいつくるかわからないので、日頃から防災の意識が必要だと思った。
・実験は常に危険と隣り合わせであることを意識し、事故のないように気をつけたい。
・いつ何が起こるかは誰にも分からないので、いざという時の防災グッズの用意など対策をしなければいけないと思った。

 

 

②防災実習
・防護服を着てみて想像以上に暑くて重かった。
・消火器を見る機会はあっても使う機会はなかったので、実際に使い方を知ることができてよかった。
・普段できない貴重な経験ができて良かった。
・万一のときには、実習で学んだことを冷静になって行動できるようにしたい。

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