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Introduction
カリキュラム紹介
本学薬学部は、講義や学内実習、医療現場での実務実習を通して問題解決能力を備え、地域や企業から求められる医療に貢献できる薬剤師を養成することを目指しています。
薬学部
薬学科では、近年の医療の進歩に伴い、6年制教育を実施しています。
入学と同時に早期体験学習を取り入れ、1年次から医療人としての心構えを養います。
学年を経るにつれ演習・実習を中心とした専門性の高いアドバンスト教育を展開します。 薬・医療のスペシャリストとして即戦力となるための高度な知識を身につけます。
学びのポイント
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高度な薬学知識
基礎から医療に至るまでそれぞれの専門領域の先生方による講義・実習で薬のプロフェッショナルとして不可欠な薬学知識の修得をめざします。
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医療現場の現状を学ぶ
早期体験学習や長期実務実習、アメリカの医療機関・大学への訪問など、医療現場の”今”を実践的に学び、薬剤師の社会的役割を理解します。
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手厚い国家試験対策
50年以上にわたる豊富な経験、ノウハウにより、きめ細やかなサポートをします。
資格へのステップ
薬局や医療機関をはじめ、さまざまな分野で活躍する薬剤師をめざします。
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学び
正規課程修得
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卒業と同時に取得できる資格
薬剤師国家資格
受験資格取得
(卒業者全員) -
試験
薬剤師国家試験合格
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取得資格
薬剤師(国家資格)取得
薬剤師が申請または届け出ることで取得できる資格(行える業務)
- 薬物劇物取扱責任者
- 環境衛生指導員
- 麻薬管理者
- 医薬部外品製造(輸入販売)責任技術者
- 麻薬取締官(員)
- 化粧品製造(輸入販売)責任技術者
- 薬事監視員
- 伝染病予防法に規定される吏員
- 食品衛生管理者・監視員
- 向精神薬取扱責任者
- 第一種衛生管理者
- 労働衛生管理者
- 検疫委員
カリキュラム
1年次
初年次教育と早期体験学習
“薬剤師”になるとはどういうことか?
このことを理解するために、病院・調剤薬局・製薬企業・薬品流通・税関・保健所・老健施設など、多彩な現場を体験、見学することで、医療人になる心構えを形成します。
講義では、まず薬学の基礎となる「化学・物理・生物」の知識を固めるので、スムースに専門科目へ移行できます。
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2年次-3年次
薬学の基礎となるサイエンスを学ぶ
いよいよ2年次からは薬学の専門科目が中心になります。
薬学の基本から高度な専門知識まで、体系的に学ぶ専門講義。化学反応から生体内での薬物の働きまで、実験で学ぶ演習実習。
また協力協定を結んでいる神戸市消防局による防災実習など。
これらを多くの熱心な教員や学外講師と一緒に学ぶことにより、薬学について深く、また幅広く理解することができます。
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4年次
研究活動や臨床知識の習得
4年次は臨床知識や調剤技術・服薬指導など薬剤師の基本を学びます。
模擬患者の協力で患者さんとのコミュニケーションや高機能患者シミュレーターを用いた薬物治療なども実践形式で実習を行います。
また病院・薬局実務実習に参加するために必要な薬学共用試験に向けたトレーニングと学習も行います。
一方、全学生が配属される研究室では、教員や先輩と共に、最先端の研究へチャレンジした卒業研究を行います。
(薬学共用試験(CBT+OSCE))
薬学共用試験は、「CBT(知識および問題解決能力を評価する客観試験)」と「OSCE(技能・態度を評価する客観的臨床能力試験)」からなり、5年次の病院・薬局実務実習に参加するためには両方の試験に合格する必要があります。
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5年次
病院・薬局での実習
病院と薬局で各2.5ヶ月間の計5ヶ月間の実務実習を行います。
近畿圏のみならず、ふるさとへ戻って実習を行う学生もいます。
この実務実習では、各施設内の様々な業務に参加することになります。
実習を通して、薬に関する知識を深めるだけでなく、医療チームの一員としての責任感や患者さんと接する態度を育むことを目的としています。
また実習終了後は、実務実習発表会を行います。
発表会では、実習生ひとりひとりがポスター発表を行い、大学教員や指導薬剤師も参加して積極的な討論が行われます。
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6年次
薬剤師となる将来に向けて
いよいよ卒業に向けて、6年間の集大成です。
4年次生から取り組んできた卒業研究を完成させ、卒業論文を提出します。
後半は国家試験の合格に向けて、ラストスパートです。
熱意あふれる指導と本学薬学部の国家試験合格に向けて取り組んできた50年以上のノウハウでサポートします。
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