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The Faculty of Pharmaceutical Sciences

2023.10.30 エリック客員教授の送別会開催

薬学部が客員教授として招いた米国カリフォルニア州パシフィック大学薬学部のエリック・グレン・ボイス教授の送別会を10月30日に実施しました。エリック教授は10月4日から約1ヵ月間、1年次生から5年次生まで220人が受講している人気授業を行いました。また、1年次生向けに「バイタル・サイン」の授業も行いました。

送別会の司会進行を薬学部の中川公恵教授が務め、まず最初に薬学部の中本賀寿夫准教授が作成したスライドショーが流れました。初日の歓迎会から授業の様子、日本各地の旅の様子がポップな音楽とともに上映され、エリック先生との1ヵ月間の思い出が詰まったムービーに会場は盛り上がりました。

続いてエリック教授が1ヵ月間の思い出を自作のパワーポイントとともに語りました。「最初は何もわからなかったですが、たくさんの人々のサポートのおかげで日本での生活を楽しむことができました。授業はもちろん、日本各地の観光も満喫でき、妻とZoomを繋いで日本の様子を共有しながら楽しみました」と思い出を話しました。

続いて薬学部1年次生の中村優介さん、室彩夏さん、藤井彩貴さん、宮下明日果さん、小谷友香さん、2年次生の辻村海咲さん、篠川知弓さんがお礼の言葉を英語で述べました。「バイタルサインなど、新しいことを学ぶことができてとても楽しかったです」「全て英語での授業は初めてでしたが、刺激的でおもしろかったです」「京都旅行では、たくさん話しかけてくださりありがとうございました。エリック教授の『私たちは違う国で違う文化だけれど、違うもの以上に同じことがたくさんある』という言葉が印象に残っています」とそれぞれが思い出と感謝の言葉を伝えました。

エリック教授は「日本の思い出はたくさんありますが、学生や先生方をはじめ、日本に来て親切な人々に囲まれて過ごすことができたことが強く心に残っています。日本は美しい景色であふれており、レンタカーを借りて1000km以上走りました」と思い出を語りました。そして薬剤師を目指す学生に1番伝えたいことして「目の前の勉強やテストだけでなく、将来の患者さんのことを考えて学んでほしい」と話しました。
最後に「このような素晴らしい機会をいただき、本当にありがとうございました。これからもこの関係性をずっと続けていきたいです。必ずまた日本に戻ってきます」と締めくくりました。

閉会後、学生らは「英語だけで進む授業は難しかったですが、分かりやすいようにゆっくり話してくださったので単語を聞き取ることができて、授業を理解できました」「呼吸数を測る体験が盛り上がって楽しかったです」「京都旅行ではずっと話しかけてくださり、英語が苦手な私でも楽しくて忘れられない思い出になりました」「エリック教授との会話で文化の違いなどを知ることができ、もっとさまざまな国の人々と交流したいと思いました」と感想を述べました。

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