2022.12.21　【神戸市消防局】R4年度　特殊災害対応研修実施

　令和4年度　神戸市消防局特別高度救助・特殊災害隊員への特殊災害対応研修を実施しました。

　神戸学院大学と神戸市消防局との特殊災害時の連携協定に基づく、令和4年度特殊災害対応研修を12月20日（火）C号館で実施しました。

　本研修は神戸市消防局-本学間で定期的に実施されていますが、今年度の研修には、神戸市消防局警防部警防課特別高度救助・特殊災害係の隊員38名が参加し、薬学部地域交流委員（稲垣教授、平野講師、福留助教、瀧本助教、村上助教、浅田実験助手、藤岡実習助手、下村 実習助手 、澤野 実習助手 ）が講師として担当しました。
　今年度は、危険物質の混触による化学反応が引き起こす特殊災害への対応を主目的とした「混触危険物質について（反応性、検出及び処理方法）」をテーマとした研修となりました。

　研修では、実際のナトリウム金属を使用した取り扱い上の注意点や発火時の処理方法、塩素ガスや硫化水素ガスの簡便な検出方法などについて、約２時間の講義及び実験を行いました。

　この研修は、危険物の危険性を実体験できる貴重な機会となっており、隊員の今後の活動に貢献できることを心より願っております。