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The Faculty of Pharmaceutical Sciences

2022.10.06 【米国アリゾナ大・ケーツ教授】歓迎会開催

「海外の薬剤師に学ぶ」と題した薬学部の集中講義を担当するため来日した米国アリゾナ大学薬学部のマイケル・ケーツ教授の歓迎会が10月5日、ポートアイランド第1キャンパスでありました。

白川晶一教授による開会の言葉に続き、屋山勝俊学部長が「コロナ禍で2年間延期になりましたが、ようやく客員教授としてお招きできて大変うれしいです。ケーツ教授の授業には400人もの受講希望者がおり、学生は楽しみに待っています」と英語で歓迎のあいさつを述べました。

英語で歓迎の言葉を述べる学生ら

続いて学生からの歓迎スピーチや、インドネシアの民族楽器アンクルンの歓迎演奏が披露されました。国際交流支援センターの髙山修事務部長からも歓迎の言葉とともに記念品の贈呈がありました。

歓迎の演奏をする学生らと指揮をする白川教授

ケーツ教授は本学での授業の経験も豊富で、「神戸学院大学は第二の家(ホーム)です。コロナ禍でなかなか来ることができませんでしたが、また戻ってこられて光栄です」と述べました。「みなさん質問があれば直接でもメールでも、何でも聞いてください。たくさん話をしましょう」と笑顔で呼びかけました。

着任のあいさつをするケーツ教授

ケーツ教授は特に学生に学んでほしいこととして、「実践的な薬学教育」「薬剤師にはどのような責任があるのか」「人々の健康を維持するにはどうしたらよいのか」の3点を挙げました。

米国の薬剤師と日本の薬剤師の最も大きな違いとしては、薬剤師の責任のレベルが異なることだと述べました。米国では薬剤師が予防接種を実施できるなど、日本に比べると大きな裁量が与えられているといいます。
また「日本では医師の地位に比べて、薬剤師の地位がまだまだ低い。米国では医師も薬剤師も看護師も対等で、一つのチームとなって働いている」と薬剤師の地位についての差異も指摘しました。

神戸の印象については、「何度も訪れていますが、何回来ても海と山に囲まれた景色が素晴らしく、心地良い」。「有瀬キャンパスも風情があって素敵ですが、ポートアイランドキャンパスは建物が美しいところ、港があるところが素敵です」と称賛しました。

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