2021.09.28 2021年度前期学位記授与式
2021年度前期学位記授与式が9月25日、有瀬キャンパス9号館メモリアルホールで実施されました。
コロナ禍で感染防止のため、対面とZoomの両面で開催しました。前期に授与される学位記を受け取るのは学部の卒業生と大学院修士・博士課程修了者、博士論文提出者合わせて約120人です。対面での出席は,
学部学生を代表者のみに絞り、保護者や指導教員も少数に絞られました。
まず、佐藤雅美学長が式辞を述べ、「令和の時代は不確実性の時代になる」との見通しから、「社会全体が知恵と工夫でニューノーマルの時代への対応を考えなければなりません。自分が培った能力を駆使して社会に貢献してください」と呼びかけました。続いて新たな旅立ちを祝福し、①実社会でつらい状況に直面しても自分を信じて立ち向かう②謙虚さも忘れない③周りの目を気にして自らの可能性にふたをして自制したりせず、自分の信じることを実行する④自分を支援してくれた家族や上司、友人などを大切にする。人間関係は自分の財産――と今後の心構えも示しました。学長式辞全文はこちら
指導にあたった各学部長・研究科長からも一言ずつ祝辞がありました。「自分の中にもう1人の自分を持つように心がけて。自分ともう1人の自分との苦闘によって自分を客観的に見つめてほしい」「自分の人生を振り返って考えると、たいていのことは何とかなります」「面倒くさいと思ったら、それが重要だと心にとどめて」「私の人生を振り返ると、たいていの(困難な)ことは何とかなりますよ」「卒業・修了おめでとう。でもこれからが本番。国家試験があります。卒業しても図書館などは利用する価値があります。大学との関係を断ち切らないで」などと、短くても含蓄のある温かい言葉が続きました。
最後に教育後援会と同窓会からも来賓祝辞がありました。教育後援会の寺本次夫会長は「ダーウィンは生き残るものは変化に対応するものだと言いました。変化に対応するものだけが生き残るのです」と、胸にとどめたいメッセージをいただきました。