2021.08.28 【辻本准教授:開催報告】第1回 Home Infusion 研究Kick-Off Meeting
第1回 Home Infusion 研究Kick-Off Meeting を開催しました
薬学部 辻本貴江准教授主催の「第1回 Home Infusion 研究Kick-Off Meeting」を8月27日金曜日、オンラインで開催しました。
シンポジウムは、薬学部 北條恵子助教の進行のもと、講演1は、滋慶医療科学⼤学⼤学院 教授 ⼤⽯雅⼦先生が 「⼤阪府下調剤薬局における 在宅静脈栄養輸液調製に関する現状調査より」と題してご講演され、続いて演題2は、⿅児島県薬剤師会 理事 沼⽥真由美先生が、「現場の壁をカタチにしてみる」と題して、漢方製剤の調剤技術料の引上げや外来服用支援料の追加を実現させた道のりをご講演されました。
最後に、講演3は「Home Infusionのための無菌調製に対する調剤報酬の現状と課題」として本学薬学部准教授の辻本貴江先生が講演をされました。
総合討論では、積極的なディスカッションが行われ、浮き彫りとなったHome Infusionにおける問題点とその解決のため、今後における研究の方向性が明らかとなりました。学生も参加し、特に実務実習終了後の5年次生からは、臨床現場での経験をもとにした質問がされました。
最後に本学副学長の津田裕子教授から閉会の挨拶がなされ、シンポジウムは今後の研究展開に向けての非常に有意義な話し合いの場となりました。第2回は3月に開催されます。