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The Faculty of Pharmaceutical Sciences

2020.07.13 有瀬キャンパス 薬草園

有瀬キャンパスの薬用植物園で夏の花々が美しく咲いています。
 
 九州南部を襲った集中豪雨による大きな被害が出ています。被災地の厳しい状況が伝えられています。有瀬キャンパス内にある薬学部付属施設の薬用植物園では、降りしきる雨の中、夏の花々が咲いています。5,705平方メートル(うち、ほ場1,176平方メートル)の広々とした敷地には約1,000の植物種が栽培され、薬草・薬樹は約200種類とされます。絶滅が危惧(きぐ)される貴重な薬草などもあり、研究に役立てられています。
 
 解熱、消炎、利尿に効果のあるとされる紫色のコガネバナ(オウゴン)、根にサポニンが含まれる薄紫のサボンソウ、果実が食用になる白色のオオバナカリッサなどが開花。よく見かける黄のキンシバイ、赤のアカバナダンドクも色鮮やか。ダイダイは黄色い果実がなっていました。ハウス内では観賞用に栽培される濃いピンクのキダチセイベゴニアが勢いよく咲いています。
 
 
 
 
 
 
 現時点(7/7)では新型コロナウイルス感染防止に最大限の注意を払えばキャンパス内に立ち入ることが可能になりました。職員の美甘(みかも)康仁さんらが平日の午前8時~午後4時半(通常)、現地で栽培植物の手入れにあたっており、声をかければ見学にも対応してくれます。
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