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2019.05.22 【2年次:報告】神戸市消防局指導による防災実習と講義

 5月13日から16日までの日程で、薬学部2年次生が神戸市消防局による防災実習と講義をポートアイランドキャンパスで受けました。

この防災実習等は、2007年に神戸市消防局と本学が締結した「特殊災害時発生時の協力協定」に基づいたものです。薬学部の佐々木秀明教授と平野裕之講師、瀧本竜哉助教、福留誠助教らが中心となって企画運営し、2008年度から今年で13回目となりました。

 

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 防災実習と講義は、危険物を取り扱う化学系の実習が含まれている「演習実習ⅡA」の一環として毎年実施しています。
 5月16日は『化学と安全について』という演題で神戸市消防局警防部警防課特別高度救助・特殊災害隊第3係消防司令補の前原昭彦氏による講義がB302講義室で行われました。様々な防災活動の事例を通じて、危険な状況下での安全管理の重要性について説明がありました。

 13日から15日に行われた防災実習では、神戸市消防局でテロ等の特殊な災害を取り扱う特殊災害隊の隊員が、C号館北側で消火器や屋内消火栓の構造・原理、使用方法、特殊災害発生時(有毒ガスの漏洩や放射線事故等)に用いられる各種測定機器等の資機材の説明をしました。また、化学防護服を試着しボンベを背負う体験、消火栓の取扱い及び放水体験など4班に分かれ実施しました。

 

 

 

 

【 薬学部2年次生の感想 】

①講義
・実験で薬品を扱うため安全管理の大切さをより深く理解できた。
・南海トラフ地震に対して、しっかり備えたい。
・東日本大震災や阪神大震災で多くの方が犠牲になっている。その教訓を無駄にしたくない。

②防災実習
・普段できない貴重な経験ができ、消火活動の大変さが理解できた。
・消防車の設備について、もっと詳しく知りたくなった。
・災害時には、みんなで助け合えるようになりたい。
・重く、動きにくい防護服を着て、危険な状況下で作業をする消防士の大変さを実感した。

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