2022.02.08 【開催報告:辻本准教授】第2回 Home Infusion 研究LSC共催特別講演会
第2回 Home Infusion 研究LSC共催特別講演会を開催しました。
薬学部辻本貴江准教授主催の「第2回Home Infusion 研究LSC共催特別講演会」を2月4日金曜日、オンラインで開催しました。大学教員、医療現場の薬剤師が多数参加しました。
薬学部 辻本貴江准教授の冒頭のあいさつでは、『「自宅で過ごしたい」患者の思いに大学教員ができること』と題してHome infusion研究における在宅輸液療法への取り組み方が紹介されました。続いて、座長の薬学部 北條恵子助教の進行のもと、日本の栄養療法の第一人者である大阪大学国際医工情報センター 栄養ディバイス未来医工学共同研究部門 井上善文教授が「在宅静脈栄養法―長期間、安全に実施するためにはー」と題してご講演されました。栄養の大切さ、特に口から食事が食べられない患者に、静脈栄養・経腸栄養を駆使した栄養管理を実施する、これこそが近代栄養学であると確認できた素晴らしい講演でした。総合討論では、薬学部教員、栄養学部教員、薬局薬剤師による積極的なディスカッションが行われ、Home Infusion普及のための問題点とその解決方法が浮き彫りとなり、また、今後も本学を拠点とした大学教員と薬剤師が連携し、ともに勉強し研究する会を継続していくことが確認されました。
最後に本学副学長の津田裕子教授から閉会の挨拶がなされ、講演会は今後の大学と医療現場の連携について有意義な話し合いの場となりました。第3回は8月に開催されます。